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その“モヤモヤ”、実は探究の入口です
「AIの進化がすごいけど、ちょっと怖い」
「地球温暖化って、自分と関係あるの?」
「ニュースで見た“選挙”って、私に何ができるの?」
こうした疑問や違和感――それこそが、総合的な探究の時間で扱う「現代的な諸課題」への第一歩です。
「現代的な諸課題」って結局なに?
文部科学省の学習指導要領では、以下のような課題が例示されています。
🎯 代表的な現代的課題の例
- 🌏 持続可能な社会(SDGs、気候変動、エネルギー問題)
- 🤖 情報化社会(AI、IoT、情報モラル)
- 🌍 グローバル化(異文化理解、難民問題)
- 🧓 少子高齢社会(人口減少、地域活性化)
- 🗳 主権者教育(選挙、政治参加、民主主義)
いずれも【正解が一つではない】、答えを探す「力」そのものが問われる課題です。
なぜ学ぶ?「現代的課題」が高校生に必要な理由
「現代的な課題」に向き合うことで、高校生は以下のような力を身につけていきます。
🔑 探究を通じて育まれる3つの力
- 問いを立てる力(問題発見力)
- 情報を構造化する力(情報活用・分析力)
- 自分なりの答えを形にする力(表現力・提案力)
総合的な探究の時間でできること
例えば、以下のようなテーマが学校で実践できます。
テーマ例 | 内容 | 地域とのかかわり |
「買い物難民を救う仕組み」 | 高齢化地域での買い物支援策 | 地元商店街・NPOとの連携 |
「フェアトレードって本当に意味ある?」 | 倫理的消費の調査・発信 | カフェ・企業と連携 |
「AIは仕事を奪うのか?」 | 働き方とAIの影響を探究 | IT企業・大学と連携 |
地域の課題こそ、最も“手触りのある教材”です。
大学入試・就職でも問われる“探究力”
- 総合型選抜では「探究テーマの深さ」が問われる
- 就職活動では「問題解決力」や「表現力」が武器になる
- 探究で得た実績は、ポートフォリオに活用可能
高校生のみなさんへ
「自分は何に違和感を覚えるのか?」
「なぜそれが気になるのか?」
「どうしたらもっと良くなるのか?」
この問いに向き合い続けることこそが、あなたの未来を創る力です。
地域のみなさまへ:共に“探究の土壌”を育てませんか?
旭川市・上川管内で教育・地域づくりに関わる皆さまへ。
🟧 総合的な探究の時間 × 地域のリアルな課題 = 未来をつくる共創
「ツクルヒト」では、学校と企業・自治体・NPOが協働する探究プロジェクトを推進しています。
✅ 地域課題に取り組む若者の育成
✅ 企業・団体の社会貢献とPR機会
✅ 地域に根ざした教育のカリキュラム化
ご関心のある方は、お問い合わせページよりご連絡ください。
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学校:https://forms.gle/8L8qYdxXznXJ4zre9
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📚 参考文献・出典
- 文部科学省「総合的な探究の時間 学習指導要領解説」
- 令和5年3月「今、求められる力を高める総合的な探究の時間の展開」
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